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2020年9月4日金曜日

ロジスティック回帰境界問題をグラフで解く

シグモイド関数をグラフにすると一次関数と似てる
 本稿の結論はこのグラフである。スライダーを動かせば、シグモイド関数\( \displaystyle f(x)=\frac{1}{1+e^{(-(ax+b))}} \)と一次関数\( f(x)=ax+b \)が良く似ていることを体感できる。
傾き
a

切片
b

2020年9月2日水曜日

【E資格 例題002】ロジスティック回帰境界問題その2

まさにax+b=0で速攻解ける
前回の「【E資格 例題001】ロジスティック回帰境界問題」の「ロジスティック回帰境界問題は結局ax+b=0を解くだけ」という章(冒頭)に記載の
①aとbが与えられてxを求めるか、②xが与えられてaとbを求めるか
で言うと、前回が②で今回(本問)が①に当たる。①の方がよりカンタンなことが、本問を通じて体感できるはず。

2020年8月31日月曜日

【E資格 例題001】ロジスティック回帰境界問題

ロジスティック回帰境界問題は結局\(ax+b=0\)を解くだけ
下記例題のようなロジスティック回帰境界問題において、その境界である"0.5"を右辺に持ってきて公式を変形すると、最後に残るのは\(ax+b=0\)。結局、ロジスティック境界問題は、大きく2通りで、①aとbが与えられてxを求めるか、②xが与えられてaとbを求めるかのどちらか。いずれにせよ\(ax+b=0\)を解くだけだから、中学校の数学でOKだ。
傾き
a
切片
b
さて、ロジスティック関数は\( \displaystyle \frac{1}{1+e^{-(ax+b)}}\)という取っ付きにくい公式なのだが、これを左辺とした時、\( \displaystyle 0.5=\frac12\)を右辺に持ってくると見事に解けるのだ(そういう関数なので、当たり前なのだが)。式変形していくとよく分かる。\[ \displaystyle \frac{1}{(1+e^{-(ax+b)})} = \frac12 \Leftrightarrow 1+e^{-(ax+b)} = 2 \Leftrightarrow e^{-(ax+b)} = 1 \Leftrightarrow ax+b=0 \]となり、0.5のわけ、分数のわけ、分母が1+hogeのわけ、全てに意味があったことがわかる。 最後の\(e^{-(ax+b)} = 1 \Leftrightarrow ax+b=0\)だけ難しく見えるかもしれないが\(x^0=1\)という指数法則を使っている(高校数学範疇)。これ以外は中学数学の範疇。式変形も難しくはない。

2020年8月23日日曜日

確率変数と標本空間

E資格でも統計が出てくる。過去にも様々な機会で統計を扱って来たのだが、それでも戸惑いがあったのが「標本空間」という概念だった。
標本空間のわかりやすい絵
結論としては、この絵が最もわかり易かった。元ネタは東北大学照井先生のテキスト。ありがとうございますm(_ _)m

2020年8月21日金曜日

Blogger上でXy-picを動かすのに苦労したからメモるよ

\[ \begin{xy} \xymatrix { U \ar@/_/[ddr]_y \ar@{.>}[dr]|{\langle x,y \rangle} \ar@/^/[drr]^x \\ & X \times_Z Y \ar[d]^q \ar[r]_p & X \ar[d]_f \\ & Y \ar[r]^g & Z } \end{xy} \] ↑こういうカッコイイ図を描きたいな、なんて思ってしまったのが運の尽き。。
まさかここまで苦労するとは。。。

2020年8月20日木曜日

【自分専用備忘録】G検定全23投稿のバックアップしつつ、デザインも変えるよ【完】

ゴールイメージ
  1. G検定自己採点記事の全23投稿(全226問)にある「112問」「112問の予想解答」等のタイトルについて、h4タグからh5タグに変える
  2. ついでに同投稿のバックアップをとる
  3. さらについでに、モバイルでもスクロールとかせずに扱えるように、ナビゲーション・バーを各問題/各予想回答の下部につけちゃう。さらにページ最上部に目次、最下部にはナビゲーション・バーを。
  4. 【方針変更】ジャンプリンクを絶対パスにしていたが、相対パス(ex.”#tablecontent”のみ)とする。これに伴い<!--more-->より上のジャンプリンクは<!--more-->より下に変更(<!--more-->を上に持っていく)。

2020年8月17日月曜日

シャノンエントロピーのグラフ

シャノンエントロピーについてはこの記事「シャノンエントロピー(E資格向け)」で、情報量の期待値(平均情報量)すなわち\(H(X)=-\sum_{i}^{n}{P(x_i)}\times\log_2{P(x_i)} \)だとして一旦落ち着けたはずだった。でもちょっと気になることがある。グラフだ。教科書にも乗っている\(\bigcap\)型の。
「P=0.5の時、最大で1をとる」と教わったが、それ以外の時はどうなのか?

2020年8月16日日曜日

シャノンエントロピー(E資格向け)

情報エントロピーの本質を追い求め、随分と遠くまで来てしまった(汗)→詳しくはこの投稿まで
ここで慌てて舵を切る(;´Д`)。目の前の目標「E資格」にターゲットを戻すとする(汗)。

さて。結局、シャノンエントロピーとは何なのか?

情報エントロピーと諸行無常とHANABI

情報エントロピーの本質が知りたくなり、数時間かけて尾立 貴志 (Aurues,Takashi)さんの大作「勝手にしやがれエントロピー」を読んだ。正直理解しきれていないが、直観的にも腹落ちする新しい"情報"との出会いの瞬間がいくつもあり、とてもエキサイティングだった。

2020年8月15日土曜日

コインと情報エントロピー

コインの裏表\(\frac{1}{2}\)確率とその情報量(情報エントロピー)の関係についての秀逸な問題に出くわした。

【問題】 発生頻度の低い事象が発生したという情報(例えば、湖で伝説の生物ネッシーを発見)の重要度と、高頻度の事象が発生したという情報(例えば、湖でブラックバスを発見)の重要度とでは、直観的には前者が重要だとわかると思う。情報理論の世界でもこの直観に従う。例えば、10本に1本のアタリを含む商店街のクジに当選した情報より、10000本に1本のアタリを含む年末ジャンボのクジに当選した情報の方(つまり発生確率の低い事象が発生したという情報の方)が、より情報の量が多いことになる。具体的には、2回に1回は起こる事象(確率\(\frac{1}{2}\)の事象)が発生したという情報の大きさを1bitの「自己情報量」と定義する。この情報量は足し合わせ可能な量だと考え、2回に1回は起こるような事象Aと、また別の2回に1回は起こるような事象Bが同時に発生するという事象(確率\(\frac{1}{4}\)の事象)の情報量を2bit、同様の事象Aと同様の事象Bとさらに別の2回に1回は起こるような事象Cが同時に発生するという事象(確率\(\frac{1}{8}\)の事象)の情報量を3bit、といった形で考えていく。この関係を数式で表すと以下のようになる。 \[I=\log_2\big(\frac{1}{p(X)}\big)=-\log_2\big(p(X)\big)\] ※.\(I\)は情報量。\(p(X)\)は事象\(X\)の発生する確率。

上記に従い、以下の問いに答えよ。
  1. 1枚のコインを1回投げて表が出たという事象の情報量は何bitか。
  2. 2枚のコインを1回投げてすべて表が出たという事象の情報量は何bitか。
  3. n枚のコインを1回投げて1枚の表が出たという事象の情報量は何bitか。

2020年8月14日金曜日

確率変数として適当なもの、そうでないもの

「確率変数とは報酬みたいなものだ」と教わって「それはわかりやすい。もう完璧だな」と胡座(あぐら)をかいていたら、この問題にやられてもうた。

曲がったコインのゲームに参加すべきか否か

ある祭で毎年評判の的屋があった。そこに行くと店主が、客に向かってこう言っていた。「このゲームはコインを5回投げて表が出た数✕1千円がもらえるゲームだ。3回表が出れば3千円だ。シンプルだろ。但し、賞金を簡単に持っていかれては困るから、コインが少し曲がっていて、表が出る確率は\(\frac{1}{3}\)になってる。ゲーム代は普段なら1,900円だが、1割引きの1,710円にしておくよ。えーい、今日は端数もいらねぇ。1,700円だ!持ってけ泥棒!!」。
さて、貴方はこの勝負に乗るか降りるか…。

2020年8月13日木曜日

分布の期待値?

こういう問題があった。

表(おもて)がでるという事象に1という数値を、裏がでるという事象に0という数値を対応させ、4枚のコインを同時に投げて裏表どちらが出るかという試行を1200回行ったとして、下の表を作った。この表は確率変数と対応する確率との関係を表すものであるから、確率分布の表現の1つといえる。

2020年8月12日水曜日

固有値分解問題はまず選択肢から見よう

それは\(\begin{pmatrix} 1 & 2 & 0 \\ 0 & 2 & 0 \\ 0 & 0 & 3 \end{pmatrix}\)を固有値分解せよ、という問題だった。

特異値分解の検算が上手く出来ていなかった件

こちらの特異値分解の計算で、\(VSSV^{-1}\)に右特異ベクトルや特異値(の二乗)を代入して、もとの\(M^{T}M\)に戻るか?といった検算を行ったが、実際には転記ミスが含まれていたのに、その検算では引っかからなかった。検算できてるようで出来ていない…という怖いお話である。

2020年8月11日火曜日

特異値分解を手計算してみる(マチガイ内包編)【注意】

【注意!】この記事にはマチガイがあります。敢えて残しています。

E資格では、特異値分解の手計算までは要求されないという。理解を確認するための穴埋めが中心で、計算があったとして行列の計算とか。とは言っても、やってみないことにはしっくり来ないだろう、ということで手計算してみた。(なお、固有値分解は手計算レベルが必要。)

特異値分解の振り返りとして、固有値分解との比較

特異値分解の理解を深めるために、固有値分解と比較してみた。

固有値分解で、いつのまにλ(Λ)が左から右に移ってる件

固有値分解では、最初に\(A\vec{v}=λ\vec{v}\)と定義しておいて、行列を当てはめていくと\(AV=VΛ\)となり、いつのまにラムダ\(λ(Λ)\)が左から右に移っている。代数のトーシロなりに理由を調べてみた。

2020年8月10日月曜日

固有値分解計算の間違えポイント(備忘録)

\begin{pmatrix} 2 & 1\\ 0 & 6 \end{pmatrix} の固有値分解の際に、間違えたところ(✕)、怪しかったところ(△)。

2020年8月8日土曜日

お詫び:多くの記事が「下書き」に戻ってました。

結論としては、本ブログに公開していたはずの多くの記事が、いつのまにか下書きになっていました。 
コメントも多数頂いていたのに対応できず、すみませんでした。 

2020年2月10日月曜日

G検定2019#3全問題一覧

全問題一覧を作ってみました! ここから226問のどの問題にもジャンプすることができます。

問題001
未回答
問題002
未回答
問題003
未回答
問題004
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問題005
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問題006
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問題007
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問題008
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問題009
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問題010
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問題011
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問題012
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問題013
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問題014
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問題015
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問題016
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問題017
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問題018
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問題019
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問題020
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問題021
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問題022
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問題023
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問題024
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問題025
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問題026
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問題027
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問題028
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問題029
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問題030
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問題031
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問題032
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問題033
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問題034
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問題035
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問題036
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問題037
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問題038
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問題039
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問題040
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問題041
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問題042
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問題043
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問題044
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問題045
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問題046
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問題047
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問題048
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問題049
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問題050
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問題051
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問題052
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問題053
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問題056
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問題058
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問題059
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問題060
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問題061
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問題062
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問題063
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問題064
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問題065
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問題066
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問題067
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問題068
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問題069
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問題070
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問題071
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問題072
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問題073
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問題074
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問題075
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問題076
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問題077
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問題078
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問題079
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問題080
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問題081
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問題082
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問題083
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問題084
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問題090
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問題091
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問題092
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問題093
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問題094
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問題095
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問題097
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問題099
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問題100
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問題101
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問題102
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問題103
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問題104
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問題105
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問題106
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問題107
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問題108
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問題109
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問題110
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問題111
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問題112
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問題113
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問題114
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問題115
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問題116
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問題117
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問題118
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問題119
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問題120
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問題121
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問題122
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問題123
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問題124
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問題125
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問題126
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問題127
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問題128
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問題129
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問題130
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問題131
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問題132
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問題133
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問題134
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問題135
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問題136
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問題137
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問題138
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問題139
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問題140
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問題141
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問題142
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問題143
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問題144
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問題145
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問題146
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問題147
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問題148
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問題149
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問題150
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問題151
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問題152
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問題153
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問題154
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問題155
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問題156
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問題157
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問題158
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問題159
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問題160
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問題161
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問題162
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問題163
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問題164
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問題165
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問題166
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問題167
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問題168
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問題169
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問題170
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問題171
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問題172
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問題173
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問題174
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問題175
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問題176
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問題177
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問題178
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問題179
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問題180
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問題181
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問題182
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問題183
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問題184
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問題185
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問題186
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問題187
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問題188
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問題189
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問題190
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問題191
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問題192
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問題193
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問題194
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問題195
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問題196
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問題197
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問題198
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問題199
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問題200
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問題201
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問題202
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問題203
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問題204
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問題205
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問題206
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問題207
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問題208
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問題209
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問題210
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問題211
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問題212
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問題213
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問題214
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問題215
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問題216
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問題217
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問題218
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問題219
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問題220
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問題221
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問題222
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問題223
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問題224
未回答
問題225
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問題226
未回答
 
 
 
 
 
 
 
 

補足
(補足)実際の試験の「すべての問題を確認する」画面のようなテーストに仕上げたいのですが、ちょっと時間的余裕がないので、ひとまずこのまま公開しまして、後ほど時間のあるときにCSSをいじってみます。
追伸
【2020/8/20追記】 JDLA試験画面風な一覧はこちらに作りました。なお、モバイルはこちらのシンプルな一覧をお勧めします。

2020年1月7日火曜日

G検定2019#3自己採点191−200

新年明けましておめでとうございます。ついに年を越してしまいましたが、メゲずに続けていきます。前回に引き続き、2019年11月9日に行われたJDLA ジェネラリスト検定の自己採点をしていきます。